第5話 早慶は英語で決まる

戦略の骨格

早慶を目指すと、多くの人がこう考える。

英語も、国語も、日本史も。
全部をバランスよく伸ばさなければいけない。

真面目な人ほど、この考え方をする。

そして時間が足りなくなる。


早慶受験は「総合力の試験」ではない

早慶は難しい試験だ。

問題も難しい。
受験者のレベルも高い。

だからこそ、多くの人が勘違いする。

すべての科目を高いレベルにしなければいけない、と。

でも実際の合格者を見ると違う。

すべてが完璧な人はほとんどいない。

代わりに共通しているものがある。

軸になる科目を持っていることだ。


なぜ英語が軸になるのか

理由は単純だ。

英語は配点が大きいからではない。

英語は、安定するからだ。

国語は波がある。
日本史も出題範囲に左右される。

でも英語は違う。

基礎が固まるほど、点数が崩れにくくなる。

つまり、受験本番での「最低点」が上がる。

これは大きい。

受験は最高点ではなく、最低点で決まることが多いからだ。


運動部と英語の相性

ここで運動部の特徴が活きる。

英語は短期間で爆発的に伸びる科目ではない。

反復が必要になる。

単語。文法。長文。

同じことを繰り返す中で、少しずつ精度が上がる。

この構造は、部活とよく似ている。

一度でできるようにはならない。

繰り返すことで安定する。

継続できる人間ほど有利になる。


英語を「努力科目」にしない

ここで多くの人が失敗する。

英語を気合で乗り切ろうとする。

長文をひたすら読む。
問題を解き続ける。

でも英語は量だけでは伸びない。

順番がある。

基礎が曖昧なまま進むと、
どれだけ時間をかけても安定しない。

逆に、順番通りに積み上げると、
ある時から急に崩れなくなる。

この状態に入ると、受験は一気に楽になる。


現実的な話をすると

早慶を目指すなら、英語から逃げることはできない。

これは厳しい事実だと思う。

ただ逆に言えば、

英語が安定すれば、他の科目に余裕が生まれる。

時間的にも、精神的にも。

運動部にとってこれは大きい。

限られた時間の中で、
一番リターンが大きい場所に時間を使う。

それが戦略だからだ。


結論

早慶は英語で決まる。

それは英語が一番難しいからではない。

英語が一番、戦略が結果に出る科目だからだ。

次に考えるべきなのはここになる。

英語のように、
どこで点を取り、どこを捨てるのか。

国語は、その判断がすべてを分ける。

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▶ 次回:第6話 早慶国語はセンス科目?安定得点のための「選択と集中」戦略
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