「自称進学校だから早慶は厳しい」
受験の話になると、よく聞く言葉だと思う。
授業の進度が遅い。
周りに早慶を目指す人が少ない。
情報が足りない。
環境のせいで不利だと感じる人は多い。
実際、自分もそう思っていた時期があった。
もっとレベルの高い学校に行っていれば。
周りが本気で受験をしている環境だったら。
そう考えるのは自然だと思う。
でも、受験が近づくにつれて一つのことに気づいた。
早慶に受かるかどうかは、環境では決まっていない。
同じ環境でも結果が分かれる理由
同じ学校に通っていても、結果は大きく分かれる。
同じ授業を受けて、同じ教材を使っているのに、
受かる人と受からない人がいる。
ここにヒントがある。
もし環境がすべてなら、結果はもっと均一になるはずだ。
でも現実は違う。
差がつくのは、勉強時間の量でも、学校のレベルでもない。
何を優先するかという判断だ。
多くの人がやってしまう間違い
自称進学校にいると、どうしても不安になる。
だから真面目な人ほど、全部やろうとする。
英語も、国語も、日本史も。
授業も、課題も、参考書も。
すべてを取りこぼさないようにする。
一見、正しい努力に見える。
でもここに落とし穴がある。
受験は、すべてをできるようになった人が勝つゲームではない。
限られた時間の中で、どこで勝つかを決めた人が勝つゲームだ。
早慶受験の現実
早慶の問題は難しい。
すべての科目で高得点を取るのは簡単ではない。
だから合格者の多くは、実は同じ形をしている。
どこかに「軸」がある。
英語が強い。
国語が安定している。
日本史で大きく落とさない。
すべてが完璧なわけではない。
ただ、自分の勝ち方を理解している。
戦略とは「捨てること」
ここで重要になるのが戦略という考え方だ。
戦略とは、頑張ることではない。
選ぶことだ。
どこに時間を使うか。
どこは最低限でいいのか。
どこで点数を取りにいくのか。
この判断ができる人ほど、受験は楽になる。
逆に、すべてを完璧にしようとすると、時間が足りなくなる。
これは運動部にも似ている。
すべてのプレーを完璧にしようとするチームは勝てない。
勝てる形を作るチームが勝つ。
受験も同じだった。
自称進学校という環境の強み
ここで少し視点を変えてみる。
自称進学校には、実は一つの強みがある。
競争が過剰ではないことだ。
周りに流されず、自分のペースで戦略を立てられる。
上位校では、周囲の勉強量に引っ張られてしまうこともある。
でも環境に頼れないからこそ、自分で考えるしかない。
この経験は、結果的に大きな差になる。
結論
自称進学校でも早慶には受かる。
必要なのは、特別な才能ではない。
環境に不満を持つことでもない。
自分の時間をどこに使うかを決めること。
完璧を目指さないこと。
そして、勝てる形を作ること。
ここまで理解できたなら、次に考えるべきことは一つになる。
戦略が決まったとして、
その戦略を現実の生活の中でどう実行するのか。
早慶に受かる時間の使い方は、ここで決まる。
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▶ 次回:第4話 早慶に受かる時間術
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